実際に発生した火災の原因を知る事で、
   もう一度ご家庭での火災予防を見直しましょう
 
 今回は台所で実際に発生した例を紹介します

 
        ガスコンロでの火災         
 
 *天ぷら鍋からの出火
   加熱したまま目を離したすきに油に引火してしまった
   揚げ物の最中に、来客や電話などがあって目を離した時が多いようです
   油は360℃以上まで加熱されると、火が無くても自然発火する恐れもあります
 
   揚げ物のカス(揚げ玉)などが発火した例もあります
   大量の揚げカスをまとめて捨てると、油が酸化により熱を出し発火する恐れがあります
    一般家庭より揚げ物する機会が多い飲食店などは、より注意が必要です
    一カ所に大量にまとめて捨てるのは避けた方が良いでしょう
 
  揚げ物に限らず、油を使って調理をする際は十分に注意しましょう
 
 *魚焼きグリルからの出火
   魚を焼いている際に、グリルから出火した例もあります
   原因としては、掃除が不十分だったために、こびりついた焼きカスに引火した
    また、底面に水を入れ忘れたために、底面に落ちた魚の脂に引火したなど
 
    秋から冬にかけては、魚も脂がのり美味しいシーズンですが
    グリルを使って魚を焼く際は、注意しましょう 
    グリルからの出火はIHタイプでも事例があるようです
   
  調理中はガス・電気に関わらず、目を離さない様に心がけましょう
 
 *その他にも気をつけたい事
   寒くなると着衣も厚手の物に変わったり、セーターなどを着る機会も増えますが
    調理中に着衣にコンロの火が燃え移り火傷をしてしまう例もあります
 
    大きな鍋や、大き目のフライパンなどを使用する時は、
    コンロの火も鍋の淵にそって大きくなりますので、着衣への着火、
    また付近に燃えやすい物がないかを確認しましょう
   
    特にセーターの様に起毛の多い物は火がつきやすくなります
    調理の際は、袖口なども火に近づきすぎない様に気をつけましょう
 
 
     電子レンジ・オーブントースターの火災     
 
 *電子レンジからの出火
   火を使わないから安心かと思いきや、意外と電子レンジからの火災も多いようです
    原因の多くが、誤った電子レンジの使い方により出火しています
 
     例1)必要以上の時間を設定したために、加熱して発火した
        加熱により食材が炭化し発火、肉類の脂などが発火したなど
 
     例2)電子レンジに使えない素材の容器をしようしたために発火した
        非対応のプラスチック容器、アルミカップ等の容器、
        金属装飾がしてある皿など
 
     例3)電子レンジに入れてはいけないモノを入れてしまった     
        子供が留守番中におもちゃを入れて加熱させてしまい火災になった例が
        あります 
        また食品の保存剤などを一緒にいれてしまい出火した例
    
 *オーブントースターからの出火     
   トーストやグラタンを作るのには欠かせないオーブントースター、
   こちらでも出火した例があります
    
     例1)バター(マーガリン)を塗ったパンを焼いている際に発火した
        パンからこぼれたバターが、電熱部分に直接落ちて発火した例があります
     
     例2)ホイル焼きの最中に発火した
        アルミホイルの隙間から魚やお肉の脂がこぼれて出火した
 
     また電子レンジと同様に、必要時間以上の設定や、
     正しい使い方をしなかったために出火した例もあります
     脂の出るもの等は、アルミホイルで包むだけでは無く、
     付属の器等をきちんと使いましょう
 
 この他にも事例はありますが、電子レンジやトースターは正しく使いましょう
    
      もしも火災が発生してしまったら・・・      
 
   調理中に万が一火災が発生してしまった場合、
    後の掃除の事などは考えずに、迷わず消火器等を使用して下さい
 
   天ぷら鍋からの出火の場合は、間違っても水をかけてはいけません
   火のついた油が周りに飛び散り、火が大きくなり自分の身も危険になります
      また俗説も色々ありますが、逆効果になる事もあります
         もしもの事も考え、台所用の簡易消火器などを用意しておきましょう
 
   もし、天井まで火が付いている様ならすぐに避難をしましょう
    初期消火が間に合わないと感じたらすぐに避難をし119番をしましょう  





近年は古い扇風機を始め、長年使っていた電化製品が発火する例もありますが
  今回はコンセントやコードについての話です

 コンセントからの出火と聞いて、まず思いつくのはトラッキング火災だと思います 
  *** トラッキング火災(トラッキング現象) ***
  テレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品の電源プラグを長期間差し込んだまま
  掃除をしない事でコンセントとプラグとの隙間にホコリが徐々にたまっていき
  そのホコリが湿気を吸うことによってプラグの電極間で火花放電が起こり、
  発熱して発火に至ることを『トラッキング現象』といいます
  トラッキング火災ついては、こまめに掃除をする事が大事
  最近の電化製品は、プラグの金属部分の根元に皮膜を貼り、
    ホコリによる通電を防ぐようになっているものもあります
   また、トラッキング予防の補助アイテムもあります
 
  掃除をする際には、ついでですのでプラグに異常が無いかも確認しましょう

  タコ足配線について・・・
*** タコ足配線 ***
 一つのコンセントに多くの電化製品を繋げますと、過剰な電流が流れるため
 ヒューズやブレーカーが切れる事で安全を保つようになっていますが
 多くの製品をつないでもブレーカーの安全装置が働かない状態は危険な事も・・・
 安全装置は作動しないが、多くの電流が流れるため
 延長用コードやコンセントに負担がかかり発熱、また発火につながる恐れがあります
 昔は延長コードに、二股や三股の器具を付け、
  それこそタコの足の様になっている状態を表現したと思いますが
  最近はスイッチ付きのコンセントタップが多く使われていると思います
 
 これも正しい使い方をしないと「タコ足配線」と同じになってしまう場合があります
 確かに便利ではありますが、購入する際には、使用できるワット数などを確認し  
接続する電気器具については使用電流に余裕を持って使いましょう
 
 延長コードに限らず、壁のコンセントから直接分岐する際にも注意が必要です
 過電流により壁内部のコードが発熱し、壁の中から出火した
例もあります
  
 また、タコ足配線では無くとも、注意したい延長コードの使い方があります
 延長コードには大きく分けて7アンペア対応の物と15アンペア対応の物がありますが
 15アンペア対応の電化製品に対して、7アンペア対応の延長コードを使うと
 延長コードが熱を帯び、ショートや発火する恐れがあります 
 また、すぐには発火せずとも、熱を帯びる事で電線を包むビニールが変質し危険です
 特にプラグの部分は変質によって炭化し通電する事があり、
 トラッキング現象を起こす事があります
 
 15A対応の電化製品の例(全部の製品が15Aとは限りません)
 電気こたつ・ヘアドライヤー・ホットプレート・電気ポット・電子レンジ・トースターなど
 
 7A対応の電化製品の例(全部の製品が7Aとは限りません)
   テレビ・ビデオデッキ・DVDプレーヤー・パソコンなど
 
  アンペアの確認は、電化製品のプラグ部分に『7A-100Ⅴ』等の記載があります
 
  消費電力の大きい電気器具は、なるべく延長コードを使わずに
   壁のコンセントから単独で使いましょう
 

 
 また、下図の様な状態になっていないかも気をつけましょう
 

 
 この様な状態になっていると、
 コードが急に曲げられている部分に抵抗が出来るため発熱する事があります
 
 またドライヤーを例にしてありますが、使用と収納を繰り返す器具は
 同じ場所で何度も折ったり伸ばしたりを繰り返す事で中の電線が切れてしまう事があります
 完全に切れてしまえば電気は通りませんが、切れる直前が一番危険です
 切れかかって細くなった電線に電気が流れるため、
 ショートを起こし火花が飛び出る事があります
 
 部屋の模様替えなどで、キャスター付きのテレビ台などを移動させる際も
 コードは踏まない様に気をつけましょう 
 カーペットの下にコードを隠している場合も注意が必要です

 
  現代の生活には欠かせない電化製品
  直接目で見る火と違い、安全だと思い切ってしまう事もあると思います
  気づいた時には手遅れと言う事にならない様に、定期的にチェックをしましょう
 
 
** 通電火災を防ぎましょう **

地震の大きな揺れの際はまず身の安全を守り、火の元を点検すると思いますが
忘れがちなのが電化製品のチェックです。
地震の際に停電しても、電気が復旧してから器具によっては出火する可能性があります
阪神大震災に発生した火災の6割は通電火災と言われています
電気ポット、観賞魚の水槽にあるヒーターの様に発熱する器具など
電気のコードに重たいものが落ちて、断線の状態になったコードなど
避難する際は 必ずブレーカーを落としてから避難しましょう
 
また電気器具を使う前に器具やコードに異変がないか確認しましょう




房器具が活躍するシーズン
  事故や火災を防ぐだめ、ご使用前にきちんと点検しましょう


 不完全全焼による一酸化炭素中毒に注意しましょう 

  石油ストーブが不完全燃焼を起こすと一酸化炭素を発生し、
  人体に吸引されれば死亡にまで至る中毒症状を引き起こします。  
 *ファンヒーター 
   ご使用になる前に、背面部フィルターの掃除
   屋外煙突式の場合は、外側に鳥の巣や、ゴミが溜まっていないか確認しましょう     
 
 *反射式・対流式ストーブ
   火をつける「芯」に異常がないか点検しましょう
   火が均一につかない、煙が止まらない、消火しても火が消えない
   この様な症状がある場合は、使用を止め、メーカーへ問い合わせをして下さい
   不完全燃焼を起こしますと、一酸化炭素中毒になる恐れがあります
 
 *不良灯油の使用は止めましょう(共通)
   石油ファンヒーターや石油ストーブに使用される灯油が良好でない(不良灯油)場合、
   燃焼性能に影響を及ぼし、不完全燃焼による一酸化炭素中毒に至る場合があります。
 
通常の使用でも30~1時間毎に換気をし、中毒を起こさないように注意しましょう

 ● 不良灯油の見分け方 ●
 変質灯油の見分け方は、コップに3分の1くらい水を入れ、
 その上に試験灯油を入れてみます。
 本来色が付いてなく無色透明で水と同じに見えますが、
 僅かに変質しただけで黄色く変色します
 従って、コップに入れた灯油が、水と比べて少しでも色がついていたら変質灯油です。
 
 
     石油ストーブによる火災を防ぐために・・・   
  
  *ストーブで洗濯物を乾かすのはやめましょう。
     衣類に引火し、火災になる場合があります  
  *ストーブを家具やカーテンに近づけないようにしましょう。
    
取扱説明書をしっかりと確認し、壁や家具などから必要な距離を開けましょう
  
  *確実に火を消してから給油をしましょう。
    タンクから灯油がこぼれ、引火した例があります、キャップも確実に締めましょう  
  *部屋に誰もいないときは必ず火を消しましょう。
    
万が一の時に気が付けない場合があるとともに、
            一酸化炭素中毒をおこす危険もあります
  *ストーブのまわりには、スプレー缶等を置かないようにしましょう
    
加熱して爆発する可能性があります
  *灯油以外の燃料を絶対に使わないようにしましょう
    
異常燃焼を起こします、ガソリンは爆発的な燃焼をし、
             ほぼ確実に火災につながります

 機器周辺の可燃物に引火する事故は、給油時以外の事故では最も多い事故類型です。
 具体的には、洗濯物を乾かすためにストーブの上に干していて落下するケースが多く、
 寝ている間に布団に着火したりカーテンに接触するなどが、代表的な事例です。
 火災予防条例では、ストーブを使用する場合は周辺の壁等から一定の距離を保って
 使用するよう、基準が定められています。 
  
 ハロゲンヒーターやカーボンヒーターの様に火を使わない暖房器具でもご注意下さい
 火を使わないからと言って直接機器に洗濯物を干し、出火した例があります
 
      正しい使用方法で、火災にならない様に注意しましょう
 
         暖炉・薪ストーブの点検          
 
近年、石油価格の上昇や、間伐材のリサイクルとして見直されている暖炉や薪ストーブですが
人気と共に上昇しているのが「煙突火災」です
シーズン前に煙突内の掃除、結合部に緩みや隙間が無いかを確認しましょう

● クレオソートが発火して一気に燃える現象が煙突火災です ●
室内煙突が振動し、トップからは火の粉が飛びます。
トップから出る火の粉は屋根や近くの木に点火する可能性があります。
クレオソートは薪を燃焼させると発生する自然の副産物です。
副産物とはいってもクレオソートの量に影響するいくつかの要因があります。
薪の水分含有量と煙の濃度、排ガス温度及び滞留時間です。
一般に煙の濃度が高い燻し燃焼がクレオソート蓄積の最大の原因です。
クレオソートの形状は目に見えないものも含めさまざまです。
 
参考資料・・・長野総商株式会社さまHP資料より

● 火災予防及び安全に関する注意 使用管理 ●
強風、屋根からの落石、落雪、地震その他の振動または衝撃などの発生直後には、
すみやかに薪ストーブを消して、入念に点検を行ってください。
ススの詰まり、またはタールのこびりつきを放置したまま焚き続けていると、
排煙が悪くなるだけでなく、これらに引火し、煙道火災(煙突火災)を招く恐れがあります。
適当な使用時間ごとに点検掃除をすることが必要です。
暖房の必要な季節となり、薪ストーブを焚き始める前には、薪ストーブ及び煙突の他にも、
支柱、支持金具、継ぎ目等、全て点検を行ってください。
この際、点検口から縦、横の煙突を見通して異物(鳥など)が入っていないかも確認してください。
 
煙突と壁の接地部は大丈夫ですか?
断熱材や断熱処置のしていない壁の場合
煙突の熱により壁内部の木材を炭化させ、発火する例もあります
低温炭化はストーブに限らず、キッチンやコンロの裏壁にもできますが
薪ストーブは発熱量が特に高いため注意が必要です
(長期低温着火・低温炭化とも言われます)
 



 
冬場は、暖房器具を使う事により、いつも以上に空気が乾燥します
火の取り扱いには十分な注意をいたしましょう





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